音名と階名(その3)

更新がのびのびになってしまってすいませんm(_ _)m

むかしギターを習ってた頃の先生から「同じ曲を、音名&階名の両方で歌いながらギターを弾けるようになりなさい」とアドバイスされました。

これはどういうことでしょうか。誰もが知ってる童謡の【チューリップ】(ハ長調)を例にしてみましょう。

◆歌詞で歌う場合:

さいた さいた

チューリップの はなが

並んだ 並んだ

あか しろ きいろ 

◆音名で歌う場合:

ドレミ ドレミ

ソミレド レミレ

ドレミ ドレミ

ソミレド レミド

で、調がハ長調(Cメジャー)の場合は「音名 = 階名」となります。

【チューリップ】はハ長調なので、音名と階名を区別する必要がなく、ラクチンなんです。

じゃあためしにこれを、「ト長調」に移調してみましょう。主音が「C/ハ」から「G/ト」に、移ります。

◆ト長調の「チューリップ」を、音名で歌う場合:

ソラシ ソラシ

レシラソ ラシラ

ソラシ ソラシ

レシラソ ラシソ

◆ト長調の「チューリップ」を、階名で歌う場合:

ドレミ ドレミ

ソミレド レミレ

ドレミ ドレミ

ソミレド レミド

この「階名」歌いが、私はダメなのです!

聞こえてくる音を音名の【ドレミ】に変換して、アタマの中でサウンドに合わせて歌う習慣がついちゃってるんで。

「ソラシ~ソラシ~」

と、耳が音を捉えているのに、

「ドレミ ドレミ」と発声しなきゃいけないことがすごいストレスになります。

逆に、口に出して

「ソラシ~」と歌い出すと、アタマの中で、音名のソラシが、鳴り始めてしまいます。

階名歌い、トライはしたものの、不快度MAXでイライラしてきたり、涙が出てきたり。

「気持ち悪い?絶対音あるの?」と先生に聞かれました。絶対音とまではいかないですけど、不快には変わりありません。ご理解いただき、この練習は取りやめにしてもらいました(*´-`)

同じ理由で、電子楽器の「トランスポーズ」機能も、私には使えません。自分の指が触れてる鍵盤から、違う音が鳴るというのは、許せない現象でっす!!!

「絶対音感なんて、あってもジャマなだけ」といちぶのミュージシャンが言うのは、こういう理由からだと思います。

世界的に見ても、日本で教育を受けた、とくにピアノの演奏者に、絶対音感の持ち主の割合が多いんだそうです。

(つづく)